I A C - Indoor Air Concierge -
室内空気コンシェルジュ
室内空気の改善は、生活の質向上につながります。
新型コロナウイルスの影響をきっかけに
人々の生活様式は大きく変わりました。
クリーンな空気環境を実現するために
専門的な知識と多角的アプローチから
快適な生活づくりをお手伝いいたします。
専用の測定器「GIA」で
現状の室内空気環境を数値化します。
室内空気の質を決める8つの要素について
ご希望の場所で空気調査を実施いたします。
40分程度の測定をお待ちいただければ
その場で8つの要素それぞれの状態を
ご確認いただくことが可能です。
室内空気の質を決める8つの要素
温度
温冷の度合いを示す指標
厚生労働省による
室温の環境基準は、
夏なら28度、冬なら20度と
されています。
気流
気体・空気の流れ
厚生労働省のガイドラインでは、
0.5m/秒以下とされています。
湿度
空気が水蒸気を含む度合い
厚生労働省による
湿度の環境基準では、
40%以上、70%以下と
されています。
ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の原因
ともいわれる化学物質
厚生労働省のガイドラインでは、
0.08ppm以下とされています。
粉塵
粉のように細かく気体中に
浮遊する塵状の固体粒子
代表的なPM2.5について、
厚生労働省の環境基準では
1日平均35mg/㎥かつ1年平均
15mg/㎥までとされています。
TVOC
大気中で気体状となる有機
化合物を総合的に捉えたもの
健康への影響が懸念される
揮発性有機化合物は、
400μg/㎥とされています。
一・二酸化炭素
完全燃焼・不完全燃焼で
発生する気体
二酸化炭素は建築基準法により
1000ppm以下、一酸化炭素は
厚生労働省のガイドラインで
6ppm以下とされています。
カビ菌
湿度の高い時期・場所に
発生する菌類
カビ予測値1000CFU/㎥を
基準値としています。
空気調査結果を踏まえて
原因の検討と気になる点をお伺いします。
調査結果が悪い場合の
主な要因として考えられるのは、
質よりも大量生産を優先して開発された
「新建材」と呼ばれる建材や、新調した家具
24時間稼働させることを前提として
設置された換気扇の稼働率などです。
室内空気の改善に向けてのアドバイスと
必要であれば改善プランをご提案します。
空気の状態と改善点を知っていただき
改善プランをご要望いただくことが可能です。
エアコンで調整した温度・湿度を保ったまま
換気を行うことができる設備や、
設計事務所ならではの自由性の高い設計と
独自開発の自然素材建材での
リフォームなどもお選びいただけます。
過去実例
弊社 設計事務所
築40年のマンションの一室を、
吉野杉の杉板と独自開発の漆喰で
フルリノベーションしています。
さらに後付けの熱交換換気システムを
導入し、外壁に穴をあけることができない
マンションにおいても、絶えずクリーンな
空気の入れ替えが可能です。
二酸化炭素濃度の上昇も抑えられることで、
社員の集中力も、より一層高まるオフィスと
なりました。快適です。
京都府 M様邸
ご相談の2年前に他社の設計事務所で改修
したばかりのM様邸でしたが、部屋に入ると
化学建材独特の鼻をつく強いにおいが
2年経った当時も充満している状態でした。
壁と天井を漆喰仕上げに、寝室は吉野杉を
天井に貼ることで、癒し効果や殺菌効果、
心地よい香りが広がる空間となりました。
当初基準値を超過していたホルムアルデヒド
の数値も限りなく0に近づき、「今までとは
全く違う。空気のおいしさに気づいた。」
と、施主様もとても喜んでくださりました。
串しゃぶ 菜彩
鍋料理がメインの飲食店ですが、
オープンして4年以上経った今でも
鍋の匂いや色が壁にこびりつくことなく
木のほのかな香りが広がる清潔な空間が
維持されています。
独自開発の漆喰による消臭効果で、
喫煙可能なお店にもかかわらず、
たばこの嫌な臭いも気になりません。
無農薬野菜にこだわるコンセプトにも
合わせて、自然素材が料理も引き立てる
空間となっています。